IDEA LAB / RESEARCH NOTE · 構想段階
巨大ローターロケット
巨大な回転翼で離陸し、上昇後はロケット推進へ移る構想。
IDEA LAB / RESEARCH NOTE · 構想段階
巨大な回転翼で離陸し、上昇後はロケット推進へ移る構想。
ロケットが地上を離れる最初の段階だけ、回転翼で揚力を得られないだろうか。
巨大なローターで離陸し、その後はロケット推進へ移れば、機体の構造やエネルギーの使い方が変わるのではないか。
大きな回転翼を備えた機体を考え、回転による揚力と遠心力を構造の一部へ利用する案を検討した。
ローター内側と外側に異なる役割を持たせること、回転のエネルギーを一時的に蓄えることも考えた。
回転翼が揚力を得るには、周囲の空気が必要である。
高度が上がって空気が薄くなれば、同じ回転翼でも得られる揚力が変わる。
宇宙空間へ到達した後も回転を維持したとして、回転翼の揚力で軌道投入できるわけではない。
一方、回転による遠心力や角運動量は、真空中でも存在する。
揚力を生む役割と、回転体として働く役割は分けて考える必要がある。
どの高度まで回転翼の揚力を利用する意味があるのか。
ローターの重量、回転応力、空気抵抗、ロケット推進への移行を合わせて考える。
この構想は、回転翼飛行とロケット飛行の原理的な境界を調べる思考実験でもある。
このページは、過去の検討を再構成した研究ノートです。装置全体の成立や性能の実証を示すものではありません。