MAILGATEWAY / 05
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取引先の既存ルールにより、添付をパスワード付きZIPにまとめ、パスワードを別のメールで送る必要がある。MailGatewayでは、先に中身を検査し、送信許可が確定した後に配送用の加工を行います。
宛先に適用する設定に応じ、検査済みの内容を送る方式、非暗号化ZIPへまとめる方式、パスワード付きZIPへまとめてパスワードを別送する方式を使い分けます。宛先グループなどの配送ルールを事前に設定します。
配送先グループごとの設定を優先し、該当する設定がなければ全体の配送設定を使います。同じ優先度で相反する設定がある場合は、勝手に方式を選んで送信せず、設定の確認が必要なエラーとして扱います。複数宛先のメールは、各宛先の条件を集約して一つの配送方式を決めるため、宛先を混在させる運用も導入時に確認します。
① 検査できる状態で本文・添付を受け付ける → ② 内容とルールを検査 → ③ 通常許可または必要な管理者承認を確定 → ④ 配送方式を解決し添付を加工 → ⑤ 元メールを配送し、必要な場合はパスワードを別送 → ⑥ それぞれの結果を記録します。
持ち込まれた非暗号化ZIPは、安全制限の範囲で展開して内部ファイルを検査し、配送時にはCoreがZIPを再生成します。まとめ直して送る場合は、検査済みの内部ファイルを配送用ZIPへ入れ、元のZIPをさらにZIPで包む形を避けます。送信者が毎回、配送用ZIPを作り直す手間を減らします。
パスワード付きZIPを使う設定では、Coreがパスワードを生成し、通知メールを作ります。元メールの配送処理が成功した後に、パスワード通知を送る順序です。通知の件名・本文には、元メールの件名や添付ZIP名などを差し込めるため、受け手が対象を確認しやすくできます。
メール本文に記入した所定の送信理由ブロックは、審査・記録に用いたうえで外部配送用の本文から取り除きます。プレーンテキストとHTMLの本文に対応し、安全に除去できない場合はそのまま送信しません。取引先向けの本文と社内確認用の説明を分けて扱います。
送信者が最初から暗号化した添付は、中身を検査できないことがあります。読めないものを通常の検査で安全と判定しません。持ち込まれた非暗号化ZIPは、安全制限の範囲で内部を検査してから再生成します。
PPAP互換配送は、取引先の既存運用に合わせるための機能です。PPAPそのものを強い情報漏えい防止策として推奨するものではありません。現行のパスワード付きZIPは互換性を優先したZipCrypto形式であり、AES方式ではありません。 未対応の暗号化方式を指定した場合も、暗号化なしへ自動的に切り替えて送信することはありません。
承認されても配送に失敗する場合があります。特に元メールの配送後にパスワード通知だけが失敗した場合、元メールも未達だと決めつけず、両方の結果を分けて確認します。初期実装ではパスワード通知だけの専用自動再送は行いません。 送信先メールサーバーへの引き渡し結果と、受信者による開封・受領の確認も区別します。
開発継続中。機能の利用には、導入構成に応じた設定・連携・動作確認が必要です。2026年10月時点の資料に基づく説明です。