MAIL SECURITY · メール誤送信・情報漏えい対策
MAIL SECURITY · メール誤送信・情報漏えい対策
MailGatewayは、当社が開発を進めるメール情報漏えい対策の製品コンセプトを表す名称です。当社の第一号プロジェクトであり、現在の代表的な取り組みです。メールによる情報漏えいや誤送信のリスク低減を目指し、検査・説明・承認・記録をつなぐ仕組みを開発しています。
2025年開発開始・開発継続中
MailGatewayに関連する仕組みについて特許出願中です。
MailGatewayが照合するのは、お客様が業務で保有する実際の文書です。持ち出しを制限する資料(BL)と、外部提供を認める資料(WL)を管理し、メール本文や添付との内容の近さを調べます。企業ごとに異なる文書の集合を、その企業のメール送信の判断基準として使います。
BL・WLそれぞれのTOPフォルダーを指定し、サブフォルダーも含めて一括登録します。WLのフォルダー登録は導入時の初期準備に使い、運用開始後は管理者が「通過」「遮断」「通過させて、WLに登録」を選ぶ流れへ。文書を一件ずつ登録する手間を減らし、確認済みの資料を日々の運用に活かします。
ファイルサーバー側のFileAgentが、指定フォルダーの初期登録と、その後の追加・変更の反映を担います。メール側のCoreは、登録された特徴量を使った類似検索に、宛先範囲や添付形式などの条件を組み合わせます。確認が必要なメールは保留し、送信理由の説明、AIによる評価、管理者の判断へつなぎます。運用開始後は、送信を止めたファイルを管理者が確認・承認し、「WLに登録」ボタンで以後のWLに追加できます。
MailGatewayは、HNSWとコサイン類似度を用いた高速な類似検索を、日常のメール送信に組み込みます。多数の登録文書から送信内容に近い候補を探し、BL・WLや宛先条件に基づく送信判断につなげます。文書の登録・更新から検索、保留・承認までを一体にした構成が特徴です。
継続登録する社内の実文書を基準に、メール本文と各添付を個別に照合します。BL・WLの役割を分け、内容の類似性と今回の宛先に対する許可範囲、形式ルールを組み合わせて、配送・保留・拒否を判定します。
送信者が説明する目的や必要性について、本文・添付内容、宛先情報、組織のルールとの整合性を確認します。説明が不足する場合には、補足すべき点を示します。
承認が必要なメールは、管理者が送信理由と検査結果を確認し、最終的な送信可否を判断します。AIの評価だけで送信を許可することはありません。
AIは確認すべき点、説明と内容の矛盾、ルール上の論点を整理します。管理者が判断材料を把握し、根拠を持って承認・却下できるよう支援します。
PPAP形式が必要な場合には、内容の検査と送信許可の確定後にパスワード付きZIPを生成し、パスワードを別送します。取引先の既存運用との互換性を確保する機能として位置づけています。
「メールによる情報漏えいに、どのような対策を取っていますか?」MailGatewayは、この問いに日々の運用と記録で答えられる仕組みを目指しています。
誰が、何を、なぜ送ろうとしたのか。AIはどう評価し、管理者はどう判断したのか。これらを関連づけて記録し、ISMS認証組織や認証取得を目指す組織の運用確認と監査時の説明を支援します。
※本構想に基づく仕組みの導入によって、ISMS認証の取得・維持や監査への適合を保証するものではありません。