IDEA LAB / RESEARCH NOTE · 構想段階
地球の放射熱を宇宙へ逃がす構想
地球から宇宙へ出ていく熱の量を、意図的に増やすことはできないか。
IDEA LAB / RESEARCH NOTE · 構想段階
地球から宇宙へ出ていく熱の量を、意図的に増やすことはできないか。
地球が受け取るエネルギーと、宇宙へ放出するエネルギーの収支を、積極的に変えることはできないだろうか。
熱を地下や海へ移すのではなく、地球の外へ放射する方法を考える構想である。
物体は温度に応じて電磁波を放射する。
理想化した放射量には、ステファン=ボルツマンの法則が使える。
ただし、地表で放射したエネルギーが、そのまま宇宙へ届くわけではない。
大気による吸収や再放射を考える必要がある。
放射率や放射する波長の特性を変えることで、特定の条件では放熱量を変えられる可能性がある。
しかし、大気の透過特性、雲、周囲の気温、昼夜、吸収する日射量によって結果は変わる。
放射面だけの収支を改善することと、地球全体の放射収支を変えることは別である。
どの波長で、どの条件なら宇宙へ向かう正味の放射を増やせるのか。
放射を改善する面積や場所を変えると、地球全体の収支にどの程度作用するのか。
地球の熱収支を、物理的な放射の問題として考える。
このページは、過去の検討を再構成した研究ノートです。装置全体の成立や性能の実証を示すものではありません。