IDEA LAB / RESEARCH NOTE · 構想段階
引張荷重型ロケット/RingWing Rocket
ロケットの推進力を機体前方から伝えたらどうなるのか。
IDEA LAB / RESEARCH NOTE · 構想段階
ロケットの推進力を機体前方から伝えたらどうなるのか。
ロケットの機体は、推進力によって軸方向に圧縮される構造でなければならないのだろうか。
推進装置を前方へ配置し、後方の機体を引っ張るように力を伝えれば、構造の条件が変わるのではないか。
推進装置を前方側に配置する引張型の構成を考えた。
リング状の推進装置や、引張荷重を受ける燃料タンク、機体構造を組み合わせる案である。
推力を生み出す場所と、機体へ力を伝える場所を変える発想である。
圧縮荷重を受ける細長い構造は、座屈が問題となることがある。
引張荷重を中心とした構造では、軸方向の座屈条件が変わる可能性がある。
ただし、引張構造にしただけで必要強度が小さくなるわけではない。
燃料タンクの内圧、推進装置の質量、曲げ、振動、局所的な圧縮荷重は残る。
同じ推力と搭載物を与えた場合、従来の機体と引張型の機体では、どの荷重経路が変わるのか。
機体構造の重量を、どこまで減らせる可能性があるのか。
まずは構造力学の問題として考えたい。
このページは、過去の検討を再構成した研究ノートです。装置全体の成立や性能の実証を示すものではありません。